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㈱アーテックが発売しているマイコン「Studuino mini」はArduino互換ですが、Arduino IDEで利用するには事前準備が必要です。
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Studuinoの公式ページにアクセスし、「日本語」をクリックしてください。(www.artec-kk.co.jp/studuino/)
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PCの種類ごとの説明書がダウンロードできます。基本的にはここに書かれている手順で進めればOKです。
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Studuino miniを使用する場合は、必ず1.6.7以降、もしくは1.7.0以降のArduino IDEをお使いください。すでにArduino IDEをインストールしているかたは、ウィンドウの上部に表示されているバージョン番号を確認してください。
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まだArduino IDEをインストールしていない人は、Arduino SRL(www.arduino.cc/)にアクセスし、上部のメニューから「Download」をクリックしてください。なお、Arduino LLC(www.arduino.org/)でもIDEを提供していますが、別のものなので注意してください。(開発グループの分裂によって、複雑な状況になっています)
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ダウンロードページの右側にOSの選択メニューがありますので、自分の環境に合ったものを選んでください。Windowsの場合は2種類ありますが。Admin権限を持っているのであれば、Installerのほうを選んだほうがらくです。
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寄付するかどうかを問われる画面になります。下端の「Just Download」をクリックすると、寄付はせずにダウンロードが始まります。このあとは指示に従って決定ボタンを押していくだけでインストールが完了しますので説明は省略します。
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ふたたびStuduinoの公式ページ(www.artec-kk.co.jp/studuino/)にアクセスし、自分のArduino IDEのバージョンに合わせた「ハードウェア設定ファイル」をダウンロードしてください。
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ダウンロードしたハードウェア設定ファイルはzip形式で圧縮されているので展開してください。Winフォルダーの下にある「hardware」フォルダーをコピーします。
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Arduinoのプログラムが入っているフォルダーの直下に、先ほどコピーした「hardware」フォルダーをペーストします。
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Arduino IDEのhardwareフォルダー内に「Studuino」フォルダーがコピーされていることを確認してください。
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Studuino miniをパソコンに接続しましょう。USBケーブルは「miniタイプ」を使用します。最近主流になっている「microタイプ」ではないので注意してください。
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Arduino IDEを起動し、「ボード」でStuduino miniを選んでください。
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シリアルポートは何も選ばなくて大丈夫です。
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書込装置でStuduino miniを選んでください。
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Arduino IDEのファイルメニューから環境設定をクリックし、設定ウィンドウを開いてください。
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「より詳細な情報を表示する」で、「コンパイル」と「書き込み」を両方とも有効(チェック)にしてください。
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それではスケッチ(プログラム)をStuduino miniに書き込んでみましょう。サンプルスケッチなどを開き、矢印アイコン(マイコンボードに書き込む)をクリックします。
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コンパイルが終わった直後(2秒以内)にStuduino miniのリセットボタンを押します。Studuino miniはリセット直後のみプログラムを書き込むことができるからです。
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画面にこのメッセージが表示されたらコンパイル完了ですので、2秒以内にリセットボタンを押してください。
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リセットボタンを押すタイミングが遅すぎると、このようにエラーメッセージがでてしまいます。この場合は再び矢印アイコンをクリックして再挑戦してください。
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画面に「書き込みが完了しました」と表示されたら成功です。
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お疲れ様でした。わからないことがあればfacebookの「ベゼリー開発グループ」(www.facebook.com/groups/bezel…)で質問してみてください。